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【名村造船所】据置:BBB /安定的 ニュースリリース | 日本格付研究所 JCR 15d0637 1

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http://www.jcr.co.jp

15- D- 0637

201 5 年 11 月 10 日

株式会社日本格付研究所(J C R)は、以下のとおり信用格付の結果を公表します。

株式会社名村造船所

(証券コード:7014)

【据置】

長期発行体格付 BBB+

格付の見通し 安定的

■ 格付事由

(1) 大 型 船 ・ 準 大 型 船 を 得 意 と す る 中 手 造 船 。 傘 下 の 佐 世 保 重 工 業 、 函 館 ど つ く を 含 め 、 バ ル ク キ ャ リ ア

(BC )の実績が豊富だが、市場ニーズの変化に応じた柔軟な建造体制を有している。足元では、函館ど

つくと共同開発した小型の 34BC (34 千重量トン型)を連続建造する一方、受注面では、需要が比較的堅

調なタンカーを主体に営業活動を展開している。収益構造上、新造船への依存度が高く、全社業績は新造

船事業の収益動向に大きく左右される。

(2) 16/ 3 期は前期までの好業績の維持が難しくなる見通しである。これは、高採算船の引き渡しが一巡し、

船価が下落したリーマンショック以降に受注した船舶の建造が中心になるためである。ただ、佐世保重工

業の統合によるシナジー効果などもあり、収益力の極端な低下は回避できる見通し。また、17/ 3 期は得

意とする大型船の建造が増加してくることもあり、収益の反転が見込まれる。加えて、自己資本の拡充を

はじめ財務基盤も強化されている。以上を踏まえ、格付を据え置き、見通しを安定的とした。

(3) 14 年 10 月に完全子会社化した佐世保重工業との事業シナジーの発現に向け、新造船の営業集約、開発・

基本設計の統合、主要資機材の調達一元化などを実施しており、その効果が確認できるようになっている。

一方、新造船事業はドル建て販売が主体であり、近時の業績は円安に支えられている面もある。手持工事

量はおおむね 3 年分が確保されているものの、為替の変動で業績が振れる点には引き続き留意が必要であ

る。

(4) 財務面では、佐世保重工業の完全子会社化に伴う株式交換の実施もあり、15/ 3 期末において自己資本の

増加が顕著となった。これらを背景に、同期末の自己資本比率は前期末の 43. 2%から 51.8%へ上昇した。

また、前受金を考慮しても、実質無借金が継続的に維持されている。16/ 3 期以降、佐世保重工業を中心

に設備投資の増加が想定されるものの、財務面への影響は限定的とみられる。

(担当)涛岡 由典・関口 博昭 ■ 格付対象

発行体:株式会社名村造船所

【据置】

対象 格付 見通し

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http://www.jcr.co.jp

格付提供方針に基づくその他開示事項

1. 信用格付を付与した年月日:2015 年 11 月 5 日

2. 信用格付の付与について代表して責任を有する者:島田 卓郎

主任格付アナリスト:涛岡 由典

3. 評価の前提・等級基準:

評価の前提および等級基準は、J C R のホームページ(http:/ / www. jcr. co. jp)の「格付方針等」に「信用格付の種類

と記号の定義」(2014 年 1 月 6 日)として掲載している。

4. 信用格付の付与にかかる方法の概要:

本 件 信 用 格 付の 付 与 にか か る方 法 の 概 要 は、 J C R の ホ ー ムペ ー ジ ( http:/ / www. jcr. co. jp) の 「 格 付 方針 等 」 に 、

「コーポレート等の信用格付方法」(2014 年 11 月 7 日)として掲載している。

5. 格付関係者:

(発行体・債務者等) 株式会社名村造船所

6. 本件信用格付の前提・意義・限界:

本件信用格付は、格付対象となる債務について約定通り履行される確実性の程度を等級をもって示すものである。

本件信用格付は、債務履行の確実性の程度に関しての J C R の現時点での総合的な意見の表明であり、当該確実性

の程度を完全に表示しているものではない。また、本件信用格付は、デフォルト率や損失の程度を予想するもので

はない。本件信用格付の評価の対象には、価格変動リスクや市場流動性リスクなど、債務履行の確実性の程度以外

の事項は含まれない。

本件信用格付は、格付対象の発行体の業績、規制などを含む業界環境などの変化に伴い見直され、変動する。ま

た、本件信用格付の付与にあたり利用した情報は、J C R が格付対象の発行体および正確で信頼すべき情報源から入

手したものであるが、当該情報には、人為的、機械的またはその他の理由により誤りが存在する可能性がある。

7. 本件信用格付に利用した主要な情報の概要および提供者:

・ 格付関係者が提供した監査済財務諸表

・ 格付関係者が提供した業績、経営方針などに関する資料および説明

8. 利用した主要な情報の品質を確保するために講じられた措置の概要:

J C R は、信用格付の審査の基礎をなす情報の品質確保についての方針を定めている。本件信用格付においては、

独立監査人による監査、発行体もしくは中立的な機関による対外公表、または担当格付アナリストによる検証など、

当該方針が求める要件を満たした情報を、審査の基礎をなす情報として利用した。

9. J C R に対して直近 1 年以内に講じられた監督上の措置:なし

■留意事項

本文書に記載された情報は、J C Rが、発行体および正確で信頼すべき情報源から入手したものです。ただし、当該情報には、人為的、機械的、また

はその他の事由による誤りが存在する可能性があります。したがって、J C Rは、明示的であると黙示的であるとを問わず、当該情報の正確性、結果、

的確性、適時性、完全性、市場性、特定の目的への適合性について、一切表明保証するものではなく、また、J C Rは、当該情報の誤り、遺漏、また

は当該情報を使用した結果について、一切責任を負いません。J C R は、いかなる状況においても、当該情報のあらゆる使用から生じうる、機会損失、

金銭的損失を含むあらゆる種類の、特別損害、間接損害、付随的損害、派生的損害について、契約責任、不法行為責任、無過失責任その他責任原因

のいかんを問わず、また、当該損害が予見可能であると予見不可能であるとを問わず、一切責任を負いません。また、J C Rの格付は意見の表明であ

って、事実の表明ではなく、信用リスクの判断や個別の債券、コマーシャルペーパー等の購入、売却、保有の意思決定に関して何らの推奨をするも

のでもありません。J C Rの格付は、情報の変更、情報の不足その他の事由により変更、中断、または撤回されることがあります。格付は原則として

発行体より手数料をいただいて行っております。J C Rの格付データを含め、本文書に係る一切の権利は、J C Rが保有しています。J C Rの格付データ

を含め、本文書の一部または全部を問わず、J C R に無断で複製、翻案、改変等をすることは禁じられています。

■NR S R O 登録状況

J C R は、米国証券取引委員会の定める NRSRO(Nationally Recognized Statistical Rating O rganization)の 5 つの信用格付クラスのうち、以下の 4 クラ

スに登録しています。(1)金融機関、ブローカー・ディーラー、(2)保険会社、(3)一般事業法人、(4)政府・地方自治体。米国証券取引委員会規則

17g-7(a)項に基づく開示の対象となる場合、当該開示はJ C Rのホームページの“ Rating Information” (http: / / www. jcr. co. jp/ english/ top_cont/ rat_info01. php) に掲載されるニュースリリースに添付しています。

■ 本件に関するお問い合わせ先

参照

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